家の「健康診断」既存住宅状況調査(インスペクション)
(2023年12月04日)
中古住宅購入をご検討中の方、既存住宅状況調査をご存じでしょうか?
既存住宅状況調査は、国土交通省の定める講習を修了した既存住宅状況調査技術者である建築士が、建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、雨漏りなどの劣化・不具合の状況を把握するための調査です。
宅地建物取引業法の改正により、平成30年4月より、中古住宅の売買の際に行われる重要事項説明に、既存住宅状況調査を実施している場合にはその結果について説明することが義務づけられました。この調査を行うことができるのは、既存住宅状況調査技術者の資格を持つ者のみとなっており、従来のインスペクターの資格では行うことができません。
当社は、調査技術者を有しております。物件購入時、少しでもご心配がありましたら、状況調査のご利用をおすすめします。
見た目はキレイでも、当初の建て方次第で雨漏りや、傾き、床下の状態など、見えにくい部分に不具合が生じている場合があります。中古住宅でもしっかりメンテナンスすれば、長期的に使用できますので、ご購入前に『今の状態』を把握しておくことが重要です。調査についても1日程度で完了しますので、気になる方はご検討下さい。